リダイレクト(標準出力stdout/標準エラー出力stderr)

 % コマンド > ファイル名

のようにすると、コマンドがコンソールに出力する内容をそのままファイルにすることができます。

「コンソールに出力する」する方法は2つあります。1つは正常に処理できている場合に出力する「標準出力(stdout)」で、もう1つはエラーが発生した場合に出力する「標準エラー出力(stderr)」です。

※かっこの中の単語は、C言語の場合です。

上記のようにコマンドを実行した場合、正常に処理されていることを示す標準出力のみがファイルに記録されます。(標準エラー出力はコンソールに表示されます。)

標準出力・標準エラー出力の番号

標準出力は、1番、標準エラー出力は 2番となっています。

この番号を用いて、標準出力・標準エラー出力のリダイレクトを行うことができます。

標準出力のみをリダイレクト

 % コマンド名 1> ファイル名

標準エラー出力のみをリダイレクト

 % コマンド名 2> ファイル名

両方をリダイレクトする場合

 % ( コマンド名 2>&1 ) 1>ファイル名

ふるいわけ

 % コマンド名 1> ファイル名1 2> ファイル名2

とすると、標準出力をファイル1、標準エラー出力をファイル2 に出力することができます。