サーバのいらない自由な感じのバージョン管理ソフト「Git」を試したが、なんかうまくいかなかったので「Bazzar」に至る。

「Git」編

サーバーのいらないバージョン管理ソフト「Git」を試してみた。


やっぱりTortoiseGitが使いやすいとおもうので、これを使う。


最新版をひろってきてインストール。

再起動を促されるので再起動。


管理ソースのフォルダの右クリックメニューで「Git Create repository here」というのがあるのでクリック

そしたらエラーでた。

どうやらmsysgitというソフトも入れなくちゃいけないらしい。

いろいろあるけど、Git-1.6.3-preview20090507-2.exe をダウンロードしてみた。

デフォルト設定でインストール。

そしてtortoiseGitのMSysGitの設定画面で Path のところに "C:\Program Files\Git\bin"と入力。

「Check now」ボタンでエラーがでなければOK。


んでもう一回右クリックメニューで「Git Create repository here」をクリック。

なにやら「.git」というフォルダができた。

右クリックメニューから「TottoiseGit>Add」でソースを追加してみる。

終わったらコミットしてみる。


どうやら gitは コミットはローカルなコミットをするだけで、周りには影響がない。

PUSHというのをやって初めて大元に反映されるらしい。

最新のをとってくるのは取得(pull)。

うーなんだか、いろいろ用語がいっぱいだぞ。

「Bazzar」編

いろいろ調べてたら「Bazzar」のほうがよさげなので、こっちに引っ越す。さよなら「Git」。

BazaarもGitと同じく分散タイプ。こちらはなんと標準でTortoiseBzrというTortoiseSVNとおんなじ感じのツールがついている。便利ー。

右クリックメニューを見るとSVNと同じように、updateとcommitの二つしかなさそうだし。悩まなくてよさそう。


まずはインストール。

http://bazaar-vcs.org/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89 から Windowsインストーラ を選んでダウンロード。そして実行。

インストールはデフォルトの設定でOK。


さてテスト。

まずは適当なフォルダを作って右クリックメニューから「Bazzar Init」を実行。

ダイアログが開きますが、そのまま「OK」。


つづいてバージョン管理するソースをここにコピーします。

コピーしたら右クリックメニューから「Tortoise Bazaar>Add...」を選んでダイアログがでたら「OK」。


続いてコミットします。

右クリックメニューから「Bazaar Commit...」を選んでコミット内容に間違えなさそうなら「OK」。

これで、リポジトリにコードがUPされました。


さて、このコードを共同開発してくれる方のPCの手順に移りましょう。

その前に先ほどコミット作業をしたフォルダを「共有」にしておきます。フルアクセスにしないとたぶん駄目です。


Bazaarのインストールは上記の通りなので飛ばします。


協力者PCで適当な位置にフォルダを作成します。デスクトップ上はNG。フォルダ名に2バイト文字があるとだめっぽい・・・。

そこで右クリックメニューから「Bazaar Checkout/Branch...」を選びます。

ダイアログが出るので 「ブランチ元」に上記で共有にしたパスを入れます。

あとはそのまんまで「Ok」。ダウンロードがはじまります。

これでチェックアウトができました。


あとは変更してコミットしてーという、TortoiseSVNと同等の作業をしていけばOK。

ちなみにupdateを選ぶとラジオボタンの選択ダイアログがでますが、

「Update the working tree from the bound branch」を選んでおけばOKです。

「Bazaar」設定編

バージョン管理しないファイルの拡張子を指定できる「igone」ファイルというのが存在します。

C:\Documents and Settings\\Application Data\Bazaar\2.0\ignore というファイルをテキストエディタで開きます。なかったら作ってください。

例えば、Visual C++ の 2003/2005/2008 をお使いの人であれば、次のような ignore ファイルを作っておくといいよ。

 *.ncb
 *.suo
 *.user

参考