windowsのタスクスケジューラで、エクスポートした設定を別PCにインポートすると「エラー メッセージ: 指定されたアカウント名が有効ではありません。」と言われるときの対策

これはWindowsのタスクスケジューラを別のPCにインポートしたときによく発生するエラーです:

「指定されたアカウント名が有効ではありません。」

✅ 原因
タスクスケジューラでタスクを作成する際、
「このタスクを実行するユーザーまたはグループ」として登録されたユーザーアカウントが、別のPCに存在しないことが原因です。

つまり:

元PCでは「SHIKAKU-PC\user1」というユーザーでタスクを作成していたが、

別のPCには「SHIKAKU-PC\user1」というユーザーが存在しない or 名前が違うため、インポートに失敗する。

🛠 解決方法(おすすめ順)
① XMLファイルをエディタで修正する
エクスポートされた .xml ファイルを メモ帳などのエディタで開く

以下のような部分を探す:

<Principals>
  <Principal id="Author">
    <UserId>S-1-5-21-...</UserId>
    <LogonType>Password</LogonType>
    <RunLevel>HighestAvailable</RunLevel>
  </Principal>
</Principals>

の部分を任意の有効なユーザー名に書き換える。たとえば:

<UserId>Administrator</UserId>

または、対象PCにログインしている自分のアカウント名。

保存してから、タスクスケジューラで「インポート」する

⚠ SID(S-1-5-21-xxxxx のような文字列)ではなく、
名前(例:Administrator)
で指定する方がインポートに成功しやすいです。

インポートしたあとに、タスク実行時のユーザーアカウントを変更するとよし