VPN&リモートデスクトップでお家のPCを外からiPhoneで操作する

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VPNを構築して安全に接続しつつのリモートデスクトップ操作設定手順

VPN(Virtual Private Network)の設定

※リモートログイン用のユーザーアカウントを専用に作るなら、事前にユーザーを追加しておくこと。

Windows7の場合

1.コントロールパネル
   → ネットワークの状態とタスクの表示
    → アダプタ設定の変更(左上側にあります)
     → 左上に「ファイル(F)」が無ければ、「整理→レイアウト→メニューバー」
      → ファイル(F)を開いて「新しい着信接続」を選択します。
2.ウィザード画面が開くので画面の指示に従って進めます。
  1)VPN接続可能なユーザの追加 または 選択
  2)インターネットからの接続
  3)ネットワーク設定(IPv6は不要)DHCPなどの確認


ネタ元

操作されるPCのリモートデスクトップを有効にする

  • [コンピューター]を右クリックして[プロパティ]を選ぶ
  • 表示されたシステム・アプレットの左側メニューから[リモートの設定]をクリック、[システムのプロパティ]ダイアログの[リモート]タブを表示させる。
  • 以下のどちらかを設定
    • [リモート デスクトップを実行しているコンピューターからの接続を許可する (セキュリティのレベルは低くなります)]
    • [ネットワーク レベル認証でリモート デスクトップを実行しているコンピューターからのみ接続を許可する (セキュリティのレベルは高くなります)]
  • リモートアクセスするユーザーの選択をする

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ルーターの設定

静的IPマスカレード設定を行う。なので操作するPCはDHCPの動的IP割付ではなく固定IPにしておく。

NTT PR-S300SEなら http://ntt.setup で設定画面に接続。

詳細設定-静的IPマスカレード設定にいく。2つ設定する。
1つ目はTCP1723ポートの設定。
2つ目はTCP/UDP47ポートの設定。


ネタ元

iPhoneでVPN設定

  • [ホーム画面]-[設定]-[一般]画面で、[ネットワーク]をタップする。
  • [VPN]の項目が「接続されていません」となっているので、ここをタップ
  • 次の画面で[VPN構成を追加]をタップしてVPNの構成を追加する。
  • [構成を追加]画面で、「PPTP」プロトコルを選択し、VPNの設定を行う。
    • サーバにはIPを入れるが、普通の環境だとIPは動的になる。これは確認くんとかで外からどういうIPに見えるのか調べておく必要がある。
    • これが嫌なら固定IPにするか、ダイナミックDNS使うなど対策が必要。
  • 設定が完了すると、[設定]-[一般]-[ネットワーク]-[VPN]の画面にVPNのエントリが追加される
  • ここの[VPN]をタップし、[オン]にすると、VPN接続が開始される。VPN接続が確立されると、画面左上の[Wi-Fi]アイコンの隣に[VPN]アイコンが表示されるようになる。

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これでiPhoneは社内ネットワークの中にいるのと同義となった


ネタ元

iPhoneからリモートデスクトップ

アプリはiRdesktopがいい。

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ここのHostnameに操作したいPCのIPアドレスを入れるが、これはプライベートネットワークでのIPを入れる。だって接続する時点ではVPNで接続しているのだから。

リモートでログイン仕様とした時、操作される側PCが別ユーザーでログインしている場合はPC側に確認ウインドウが出て、OK押さないと接続できないので注意。