あれだけ社会を騒がせた人はどんな人なのか生で見てみたかったので、行ってみた。(http://www.aera-net.jp/bizseminar/)
「最も記憶に残るビジネスケース」(仮)という題だったのに、そんな話はさっぱり出てこなかった。残念。
実物はすごーくラフな格好で登場。オーラ無し。
多分街ですれ違っても気付かない。
行動力がもうすこしある元2ch管理人ひろゆきさんというイメージがしっくりきた
内容メモ
震災の話
- 震災時北海道でロケット飛ばしてた
- 地震速報はtwitterが一番早いので、よく見ている
- 今回はただごとじゃないというのが伝わってきた。
- 今回なぜか自然とtwitterで情報拡散の役割に
- これがきっかけでフォロアーがまた10万人増えた
- ネットワークは分散型が強いというのがわかった
- 携帯はダウンしたよね
- 人的なつながりも分散型Web状になったらいかがだろうか?
- ツリー型の構造は途切れたら問題
- 危機に弱い
- 今回の震災後に親にスマートフォン渡してtwitter教えた人多い
- 政府は無線インターネットに資金を回すべし
- マスメディアでは仕組み上最大公約数な情報しか流せない
- 個人個人に大事な情報はインターネット経由がよい
無線(電波)帯域の話
- 電波はすごく価値が高い
- 旧郵政省 総務省 がもつ最後の利権
- ソフトバンクは弱い電波しかつかえない
- この利得権益のために暗躍している人がいる
- 電波利用料
- 総務省の利益になってます
- tvやラジオはそんなに払ってない
- 携帯会社ばかりががごっつり払っている
- TV局が一番潤沢に電波を使っている
- Vhf uhf いい電波。通じやすい
- アナログのときは隣り合ったチャンネルは使わなかった(もったいないけど)
- 1 3 5 7ch...
- 干渉するとゴーストでちゃう
- デジタル化すると電波帯域が空くのでよいこと
- でもやり方がまずい
- 地上波でやるのはまずかった
- アナログをやめてcsにいけば良かった 衛星放送
- 技術的には全然可能。
- 小笠原諸島はbsで地デジ番組配信している
- 全番組見れるのにわざわざBCASカードで東京の番組しかうつらないようにしてる
- 圧縮技術が進歩しているので必要な帯域は減って行く
- 古い技術(mpeg2)でこれから数十年やっていかなきゃいけない
- もったいねー
- 衛星放送の電波をだすのにひつような電力はわずか100w
- でも地上デジタルは障害物が多いので大出力
- 帯域もいいのつかっている
- もったいない
- 電波帯域はまさに土地と同じ
- 希少性があると思わせて値を釣り上げる
- 田中角栄の時代に都道府県ごとに免許制にした
- だから地方ごとに無駄にTV局がある
- 利権のためにこうなっている
- フジ新入社員はほとんどがコネ入社
- 電通も半分コネ社員
- 利益の源泉は寡占にある
- もし地上波デジタルをcsで実現したらこの利権がすべて無くなってしまう
- 田中角栄の系譜はじつは電波利権で潤っていた
- プロ野球にもおなじ闇がある
- 1球団あたりの利益を増やすため球団数を減らす
- Jリーグは球団数多い 1球団当たりはそれほど利益ない
- しかしリーグ全体では盛り上がっている
- プロ野球にならぶ人気になった
- 今回アナログ終了で空いた電波を何に使うかと思えばしょーもないことに使おうとしている
- もったいなすぎる
- 電波オークションで海外は普通。やるべき。
- 日本は談合的
- 電波は国民の財産
- 数兆円で売れる
- 原口さん飛ばされちゃったため今では誰も口にしなくなった
- 他にもあるもったいない帯域
- アマチュア無線
- twitterで無線するよといってから無線する人がいる。意味ないじゃん
- タクシー無線
- 船舶無線
- アマチュア無線
- TV番組で使うピンマイクとかにも帯域割り当てられている
- インターネットですべてのコンテンツ(TVやラジオなど)は内包できる
- この震災でTV番組のネット経由再配信が簡単であることが判明した
- TV局は動画コンテンツを作って流している会社に過ぎない
- TV局はこのネット時代には広告ビジネススタイルではだめ
- 有料スタイルにしなくては
- ニコ動はやっている
- 1000万アカウント目指せば、テレビ東京並の利益が得られる
- 実はnhkはこれやっている
- だからこのご時世でもよい番組が作れている
- 有料スタイルにしなくては
- あの時点(2004-2006年ごろのことだとおもう)でそう考えていた
- 民放有料化を目指してた
- それでフジTV買収を試みた
- ニッポン放送の起源
- 日経連のプロパガンダ放送局だった
- 反共放送だった
- 同時期にうまれた文化放送
- せいパウロ教会 とほにゃ(聞き取れず)が作った
- この2社が共同で作ったのがフジテレビ
- 当時日経連専務のしかないのぶたか(聞き取れず)がニッポン放送の株を買いまくった
- ちょうどエネルギー革命で石炭や繊維業が斜陽産業になり、ニッポン放送株をうりたい人たちがいっぱいいたので安く買えた
- この専務の一族があんまり株を持っているので、この一族の持ち株比率をさげるため上場したフジテレビ
- 資本の論理を知らずに、一部の人の影響力をへらそうと株式をバンバン発行するものだから最終的に50%以上の株を村上ファンドや海外ファンドが持っていた。
- これをライブドアが買わせていただこうとおもった
- このライブドアの行為が許せないというTVの中の人たちは放送法を改定しまくって対抗してきた。
- だから三木谷さんもTBS買うの断念した
- 放送法を改定して急に外国企業は20%以上持てなくしたりした
- 圧力がすごい強かった
- 波取り記者と総務省のタッグは強かったね
- 総務省とテレビ局は癒着構造
- 波取り記者
- 電波/チャンネルの割り当てを受けるために活動する人
- ニュースも番組も作らないけど、エリートコース
- 波取り記者はMOF担と同じ
- MOF担(もふたん)とは、都市銀行や証券会社などの大手金融機関のミドルオフィスに所属し、大蔵省(現財務省、Ministry of Finance)に頻繁に出入りし様々な情報を官僚から聞き出す「対大蔵省折衝担当者」の俗称
- 過剰接待が社会問題化した
- しかし中東をみてわかるようにネットの力はすごい
- この体制も崩れて行くことでしょう
まとめると
- 無線帯域素敵。ここはすごい金脈。
- ここはもっと国民のために賢くつかうべき。
- 堀江さんはここを上手に使いたいとおもっていろいろやってみたが、
- ここには利権がたくさんあって、官僚とTV局の癒着がひどい。
- この勢力に負けちゃった。(逮捕)
- 本来なら無線帯域をどかっと整理して
- インターネットに開放して
- 全てのコンテンツをインターネット上にのせてやれば
- 非常時にも強くエコで効率的な社会が生まれるよ( ´ ▽ ` )ノというおはなし
QandAコーナーででた話
- 東京電力
- 発電と送電を分離するといい
- Life is burtifulの人と同じ考えっぽい
- 深夜番組に出ても雑誌にでてもあまり影響(リアクション)がない
- ニコ動のほうが反応ある
- それほどtvの影響が少なくなってきた
- 若い人はテレビみない
- 年齢層が上の人がTV視聴者
- FREEexの話
- ガイナックス岡田さん発案
- 貨幣経済から評価経済になるだろうという考え方
- 例:堀江さんは震災で10万人フォロアーが増えた
- これはお金では買えない
- 月1万円払うと社員になって岡田さんと仕事ができる
- 堀江さんも払っている
- くわしくは http://ja.wikipedia.org/wiki/FREEex へ
- 最近はTwitterで喋ったら色々サービスが立ち上がった
- ライブドア時代より自分のおもったことができる
- 社員雇うよりいいじゃんと思った
- ホリエモンの考え方
- 常に楽しいことをしよう
- 嫌なことはなるべくしなくてすむようにする
- あんまり先のことは考えない
- せいぜいあしたのおひるごはんぐらい
- だからモチベーションが続く
- 忘れるって重要
- 価値観もあまり固定しない
- だからすぐ影響されちゃう
- 普段からノイズをいれる
- 自分とは違う考え方をする人と付き合う
- ホリエモンを批判の情報をしっかり読んでます
- きっこのブログとか。Disられてるけど、あえて見てる
- いいところをみればその人はいい人になる
- 悪いところだけみたらその人は悪い人
- 検察官は悪いとこしか見ない
- 体に悪そう。あんまり長くやる仕事じゃないかもね
ホリエモン人物感想
- 意見としてはかなり極論をいう人だなぁ
- 頭がいいプログラマな考え方/行動をする人だとおもった
- あんまり普通の人はついてこない気がする
- こういうキャラをおもしろがって、いろんな人がホリエモンというキャラをふくらませているだけなんだなと思った。なんだか普通の人だと思った。
- こういうタイプはメディア越しだと強いのかな