電子契約導入時に、契約文言、書式の変更例

① 契約書前文の文言変更例
書面契約書「甲と乙は、本契約成立の証として、本書2通を作成し、両者記名押印のうえ、各自1通を保有するものとする。」

電子契約書「甲と乙は、本契約の成立を証として、本電子契約書ファイルを作成し、それぞれ電子署名を行う。なお、本契約においては、電子データである本電子契約書ファイルを原本とし、同ファイルを印刷した文書はその写しとする。(※)」

(※)なお書は、税務調査を印刷した書面で受ける場合、原本が電子データであることを明示するために記載


② 契約書前文の文言変更例
書面契約書「第○条(再委託) 乙は、甲による事前の書面による承諾がないかぎり、本件業務の全部または一部を第三者に再委託できない。」

「乙は、甲による事前の書面または双方が合意した方法による電磁的措置による承諾がないかぎり、本件業務の全部または一部を第三者に再委託できない。」